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2011.07.06

震災備忘録

巨大地震からもうすぐ4ヶ月経ちます。

3.11のあの地震の時
私は駐車場に車をおこうとギアをバックに入れているところでした。

ほんの10分前にMさんとお昼を食べて
今後の我が家(まだ実家ゴタゴタ中)について話し合いをしていました。

Mさんを図書館において
自分は職場に戻ったところでした。

最初に気がついたのは揺れではなく
あの緊急地震速報。たまたま携帯をカバンから出していたんです。

そして車の不自然な動き。

ざくっと車をとめ、外に出たら
目の前の職場がものすごい勢いで揺れていました。
そして地面も。

中に入るべきか 外にいるべきか迷うくらい、建物は危険でした。
窓と自動ドアが激しく鳴る音。
けたたましい非常口案内放送。
電気のチラつき。
女子高生の悲鳴。

職業上、避難誘導しなければいけないので中に入りましたが、
本心は一刻も早く図書館に戻りたかったです。

あの強烈な揺れの中で とりあえず会社の持ち出しセットを取り
携帯で家族に電話しながら避難誘導しました。
はっきり言って 私にとっては客の安全より家族の安否。
同時進行で走りました。

Mさんと最初に連絡が取れ
妙に冷静な彼女は「あ〜 いま歩いてそっち行ってる〜」とのたまいやがりました。
まあ歩けない距離ではないんですがね。

揺られながら思ったのは「これはあの宮城県沖地震ではないか」ということ。
絶対に来ると言われている地震でしたので
かなり血の気が引きました。
こっちがこんなに揺れているなら 仙台は一体どうなのだ?!

Mさんはこっちにいますが、父は仙台。
電話が繋がったのは執念なのか 奇跡か。
会社にいて かつ無事 ということが確認できたのは
本当に幸運だったと思います。
その後電話はほとんど繋がりませんでしたから。

母は病院勤めなので、どこにいるよりも安全だろうとは思いましたが
連絡が来て無事が確認できたのは一番最後でした。
それでも揺れから一時間以内には確認できました。

Mさんと合流し
会社の人やお客さんなどと駐車場で待機しながらも
続く揺れと緊急地震速報。

Mさんのワンセグから入る断片的な情報といえば
「三陸沖」「宮城県沖」「茨城」「マグニチュード8.。。。」
「津波警報」「火災」「仙台の海岸に200〜300人の遺体」
「停電」「東京で死者」「震度6.。。」「津波到達」
「仙台港」「福島」「行方不明者」「岩手県沿岸」「○十メートルの津波」
・・・


そのうち雪が降ってきて
信号機が止まっていることも分かり
暗くなる前にとりあえず解散しました。

家の被害はほとんどありませんでした。
というのも、二日後には引っ越す予定でしたので
ほぼ全てのものは荷造り済みだったんです。
観音開きの食器棚は開いていたので
食器が入っていたら相当な被害だったと思います。

仙台の家はものすごいことになっていました。
ピアノに使われる木で出来た箪笥が吹っ飛んでいました。
あれは超重量級なはず…

台所には近づけないし 当然ガスも電気もつかない。
父から「さむい」というメールが入ったのは初めてでした。
基本そういう感想を述べてこないので。

こっちは三人いるし 反射式ストーブはあるし
ガスは通っているし 恵まれすぎでしたね。

これでドアをバリケードしないでおければ一番良かったですけど。
このころは何が起きてもおかしくなかった。

自宅の電気は次の日の深夜に復旧しました。

翌日にはふつーに引越し屋さんが来てびっくり。
午後の早い時間に引越しも終わり、なんだかあっけなかったですねー

ガソリンの長蛇の列は強烈でした。
結局一度も並ぶことはありませんでしたが
最近はなくなりかけたら早めにガソリンを入れるようにしています。

父が仙台からこっちに戻ってきたのは
地震から15日後。
それまで家族に言わないで沿岸の被害状況把握に行っていたというから
全く困ったものです。言え!!

一週間くらいなら感動の再会で涙 涙だったかも知れませんが
二週間ではもう待ちくたびれているわけで。
全くもう。

仙台の家のガスが復旧したのは4月9日。
よく頑張ったなあと思います。
長崎のガス会社に感謝です。

今のところ生活は落ち着いていますが
昨日も和歌山で大きな地震がありました。

今回の震災で、生活が一変した人が多いことと思います。
原発のある福島は私の本籍地でもあり
決して他人事ではありません。

私の生活も変わりましたが
それは地震によるものではないし
より良い方へ の変化であります。そうあって欲しい。
そしてそれはものすごく恵まれていることであると思います。

最近思うこと。
仕事柄、行政に近いところにいますが
今回の震災では色々なことにがっかりしました。
行政側にも 市民側にも。問題だらけだ馬鹿野郎。
チャリティーや寄付という言葉にも妙に敏感になる。
一体どうなってんだー!!

他人の頭は分からない。
どういうつもりでそんなこと言うのか。

世の中の流れが一気に胡散臭く感じるようになる。
でも 虚構もおためごかしも 愛すべきものであるような気もする。

くだらないエンタメニュースも 必要なんだろうな。
愛すべき無邪気。寒気がします。

あーやっと書けた。
いつかきっと忘れると思うので とりあえず書いておきました。
もうこんな体験したくありません。
まだ全然終わりが見えないし。








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